Case1

「イタリアの田舎町 マルケの旅」
西日本出版社 (2025/4/11)西日本出版社 (2025/4/11)
aniko(赤坂)/aniko enoshima(腰越)
オーナーシェフ 井関 誠

このたび、念願であった書籍『イタリアの田舎町 マルケ』を出版することができました。正直なところ、自分が本を出す日が来るとは夢にも思っていませんでした。日々レストランの厨房に立ちながらも、心のどこかで「いつか自分が修業したマルケの魅力を伝えたい」という想いを抱いていましたが、それを形にできるとは考えてもいなかったのです。今回その想いを現実にできたことは、私にとって大きな喜びであり、感謝の気持ちでいっぱいです。

この本を手に取っていただいた方には、私が5年間を過ごしたマルケという街の美しさや、人々の温かさ、そして食文化の奥深さを少しでも感じていただければ幸いです。あの素敵な街に、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい──その願いを込めて、一冊を書き上げました。

そして、この実現の立役者である松本隆宏さんには、心より感謝申し上げます。取材や構成、デザインに至るまで、私の想いを丁寧に受け止め、形にしてくださったからこそ、本当に納得できる本が完成しました。松本さんのお力添えがなければ、この出版は決して叶わなかったと確信しています。本当にありがとうございました。

aniko(赤坂)/(腰越)
オーナーシェフ 井関 誠

東京・赤坂「anikò」オーナーシェフ。広島県生まれ。20歳で上京、東京都内のレストランで修業。2004年にイタリアに渡り、ピエモンテ州、トスカーナ州、マルケ州で計10年間修行、現地でA.I.S認定ソムリエを取得。帰国後、イタリアの食文化の素晴らしさを伝えたいという想いから、日本では珍しいマルケ料理が味わえる「anikò」を2019年オープン。4年連続ミシュランのビブグルマンを獲得する。2025年鎌倉市に2店舗目を出店。